とある街でホラーを討伐する涼邑零。
ある日、写真を愛する少女・尋海アリスと出会う。
銀牙騎士ゼロの姿を目撃したアリスは、零に興味を抱きはじめる。

時を同じくして、遥か彼方の橋を一台の馬車が疾走していた。
荷台に載せられた棺の中には、一人の男が眠っている。
その男こそ、太古の時代に竜の力を借りてホラーを狩っていた“竜騎士”であった。
竜騎士の幾千年の眠りが、今覚まされようとしていた――。

アリスに付き纏われては軽くあしらう日々を送る零。
そんなある日、魔戒法師・烈花とともに「古の竜の卵を守れ」という指令を受ける。
“竜の卵”という言葉に反応するアリス。
竜の卵をめぐる戦いは竜騎士、そしてアリスを巻き込み、新たな事態へと発展していく。

悠久の眠りから目覚めた竜騎士の目的とは?
新たな戦いの果てに、魔戒騎士として、一人の男として、零がみる景色とは―――――?