孤独な宿命を背負った魔戒騎士・涼邑零/銀牙騎士・ゼロ(藤田玲)が新たな戦いに挑む姿を描き出す最新作「絶狼〈ZERO〉ーDRAGON BLOODー」。大好評を博した前作「絶狼〈ZERO〉ーBLACK BLOODー」から更にスケールアップした世界観と物語、ストイックかつスタイリッシュなアクションに注目だ。

原作・総監督は特撮界の名匠・雨宮慶太。本作における世界観の構築、物語の創造、そして新キャラクターはもちろん、数多くのデザインを手掛けた。また、本作では自身が各話の監督としてもメガホンをとっており、作品の随所にそのセンスとこだわりが光っている。脚本は、「牙狼〈GARO〉シリーズ」の脚本を多数務め、ホラー小説の執筆などでも活躍する新進気鋭の脚本家・梅田寿美子が担当。
主人公・涼邑零(銀牙騎士ゼロ)を演じる藤田玲は、魔戒騎士として、また一人の男として、いまだかつてない過酷な戦いに立ち向かい更なる成長を遂げた零の姿を熱演している。

この物語の最大の見所は、涼邑零が多彩なキャラクターと織り成す関係性にある。本作に登場する尋海(ひろみ)アリスは、術を使わなければ剣も振るわない、ごくごく普通の女の子である。演じるのは、オーディションで選び抜かれた現役高校生モデルの青島心。新人でありながらも、独特な雰囲気と透明感のある佇まいで物語の世界観を構成する重要なファクターとなっている。また、牙狼〈GARO〉シリーズの人気キャラクターである松山メアリ扮する魔戒法師・烈花が満を持して絶狼〈ZERO〉シリーズに登場する。かねてより「盟友」である零と烈花の新たな関係性にも注目だ。物語の鍵を握るキャラクターの一人である魔戒法師・カゴメ役には、特撮ファンにはおなじみの芳賀優里亜を起用。更に、前作に引き続きバクラ役のガダルカナル・タカが脇を固め、バクラの傍に寄り添うクレヒ役の紅蘭が華を添える他、長年に渡って零のパートナーである魔導具シルヴァを演じる折笠愛が凛とした声で作品を支える。

また、今作品は北九州フィルム・コミッション全面協力のもと、牙狼〈GARO〉シリーズ初めての長期地方ロケに挑んだ。作品の随所に映し出される北九州の見事なロケーションが、「絶狼〈ZERO〉」の世界観をより一層際立たせてくれている。