用語解説

魔戒騎士マカイキシ
太古より人知れず火羅と戦い、人間たちを守ってきた騎士たちの総称。鎧を召還し装着することで、火羅を遥かに凌駕する力を行使する。また、一子相伝であり男にしかなることができない。その昔、魔戒法師が火羅から人間を守っていたが、強い力をもつようになった火羅を殲滅する存在として魔戒騎士が誕生した。
魔戒法師マカイホウシ
魔導力を駆使し、魔戒騎士をサポートする術師たちの総称。魔導具や魔戒騎士の武器となる魔戒剣などを生み出す。
黄金騎士ガロオウゴンキシガロ
黄金の鎧を召還して火羅と戦う、魔戒騎士の中でも最高位である唯一の存在。「ガロ」とは旧魔戒語で「希望」という意味をもつ。
火羅ホラー
この世の闇に潜む邪悪なる魔物。魔界から陰我の宿る呪物を迎門として出現、火羅として人間に取り憑き、人間を喰らうようになる。その姿や力は憑依した人間の邪心に応じて異なる。
光宮コウグウ
平安京の宮城。天子の住まう場所にして政治の中枢。陰陽師たちの術に守られている。
番犬所バンケンジョ
魔戒騎士を束ねる存在。魔戒騎士に火羅討滅の指令を下したり、火羅に関する情報を提供するなどの役割がある。普通の人間は行くことはできない。
迎門ゲート
火羅が人間界にやってくるための魔界への通り道。
陰我インガ
森羅万象あらゆるものに存在するといわれる、怒りや憎しみといった負の感情。
陰陽師オンミョウジ
天子に仕える官職にひとつ。陰と陽、そして木・火・土・金・水の五行から、この世界の森羅万象を読み解く陰陽五行思想に基づいて、国の様々な祭祀を執り行ってきたほか、占術や呪術を駆使することで、退魔行を成している。魔戒騎士や魔戒法師とは関わらず、貴族の為にのみ動いている。
式神シキガミ
陰陽師が扱う鬼神。式札を使用して呼び出す。意思を持つ。
検非違使ケビイシ
天子に仕え、京の治安維持や違法者を検挙するために設けられた官職。現代の裁判官と警察官とを兼ねる。