特定の管轄を持たずに放浪する若き魔戒騎士。黒い魔法衣に身を包み、白鞘の魔戒剣でホラーの陰我を断ち斬る。純粋で明るく、ひたむきな性格。物を通じて人の想いを感じ取る特殊な能力を持つ。
流牙が鎧を纏った姿。何故か金色の煌めきが失われ、全身が漆黒に染まっている。だが、流牙はその状態で難なく使いこなしている。
名門・楠神家出身の沈着冷静な魔戒騎士。豊富な知識を駆使して作戦を立案、戦闘時は魔戒弓で魔獣を射る。その出身故にプライドが高く、魔戒騎士らしくない流牙たちを見下して認めようとしない。
哀空吏が蒼き鎧を纏った姿。弓を射ることに特化した装備が特徴。
喜怒哀楽のハッキリした性格で、魔戒騎士の常識から外れた態度や口調だが、実は心優しい一面も持つ。無類の女好きで、複数の女性と遊び歩いている。青龍刀に似た形状の魔戒剣でホラーを殲滅する。
猛竜が鎧を纏った姿。燃え上がる炎の様な赤い鎧でホラーを斬る。
ボルシティにアジトを構え、哀空吏らを率いている魔戒法師。魔戒獣・羅号を操りホラーに立ち向かう。莉杏の師匠であり、流牙とは過去に因縁がある。
女魔戒法師。変装しての潜入捜査を得意としている。法術と体術に優れており、ホラーを封印することの出来る魔戒銃を使う。育った環境の反発からか他人を信じず、綺麗なものや高価なものに魅力を感じている。
金城憲水の息子でありながら金城家を追放されているが、ステーキハウスの店長としてボルシティに潜伏し、街を意のままに操ろうと画策している。善人すらホラー化させるプラントを用い、重要人物を中心に魔導ホラーに仕立て上げている。
阿門法師が練金し、冴島大河と冴島鋼牙のパートナーだった魔導輪。現在は流牙が所有しているが、何故かまともに口を開かない。
祖母・良恵、母・幸子、弟・元気と共にボルシティへの移民を希望していた少女。猛竜の活躍で魔導ホラーの魔の手からは逃れるが、家族は全員殺害されてしまう。その悲しい記憶は符礼によって消去され、現在は花屋に勤め、新しい人生をスタートさせた。
SG1の部隊長。男勝りの行動力で部隊を統率しており、その正義の心を慕う隊員たちも多い。流牙たちが何らかの犯罪に関与していると睨む。
滔星によってプラントを植え付けられ、魔導ホラーとなってしまったSG1の部隊長。「正しくありたい」という強い心が魔導ホラー化することを拒絶していたが、吉富を喰らうことで魔導ホラーとしての本能に目覚めてしまった。以降、滔星の手下として暗躍する。
ボルシティの人気番組・NEWS TIMEのキャスター。その歯に衣着せぬ発言、大胆な取材内容から正義の象徴と言われている。
流牙がボルシティへやってくる以前より魔導ホラー化しており、風見の写真を捏造して流牙を犯罪者に仕立て上げるなどキャスターの立場を利用し、滔星やホラーにとって有益になる様にボルシティの情報操作を行っている。
金城グループ総帥・金城憲水の秘書。身体能力が高く、流牙たちが3人掛かりでも敵わなかった。
金城グループ総帥・金城憲水の秘書として活動していたが、実際は滔星の命令で魔導ホラーに適した人材を捜し出していた。身体能力が高く、流牙たちが3人掛かりでも敵わなかった。何故かソウルメタル製の魔戒剣をいとも簡単に持ち上げることが出来る。
道外流牙の母で魔戒法師。ガロが魔導ホラーを斬った際、金色の波動と共に何故か脳裏にその姿が甦る。流牙は符礼より「流牙が幼い頃に死んだ」と聞かされている。
ボルシティに響き渡る歌を唄っている少女。歌の意味合いは定かではないが、ゼドムへの鎮魂歌ではないかと言われている。
魔界に伝わる伝説の存在。別名・殺戮の闘将。魔導ホラーを作り出す種を持つと言われている。太古に魔戒騎士によってその身体を八つ裂きにされ、各地に埋められているらしい。